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くわんせつ
ふりがな文庫
“くわんせつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
關節
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
關節
(逆引き)
危機
(
きき
)
一髮のところへ、平次得意の投げ錢が飛びました。二の腕の
關節
(
くわんせつ
)
を
永樂錢
(
えいらくせん
)
に打たれて、思はず
匕首
(
あひくち
)
を取落したところへ、飛込んだ平次。
銭形平次捕物控:015 怪伝白い鼠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
はや三
尺
(
じやく
)
餘
(
あま
)
りの
長
(
なが
)
さになつたので、
其所
(
そこ
)
で
筆
(
ふで
)
を
擱
(
お
)
いたが、
公案
(
こうあん
)
に
苦
(
くる
)
しめられてゐる
事
(
こと
)
や、
坐禪
(
ざぜん
)
をして
膝
(
ひざ
)
の
關節
(
くわんせつ
)
を
痛
(
いた
)
くしてゐる
事
(
こと
)
や、
考
(
かんが
)
へるために
益
(
ます/\
)
神經衰弱
(
しんけいすゐじやく
)
が
劇
(
はげ
)
しくなりさうな
事
(
こと
)
は
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
勘次
(
かんじ
)
は
續
(
つゞ
)
いて
擲
(
なげう
)
つた。
曲者
(
くせもの
)
は
既
(
すで
)
に
遁
(
に
)
げ
落
(
お
)
ちたけれど
彼
(
かれ
)
の
不意
(
ふい
)
の
襲撃
(
しふげき
)
に
慌
(
あわ
)
てゝ
節
(
ふし
)
くれ
立
(
だ
)
つた
柹
(
かき
)
の
根
(
ね
)
に
蹶
(
つまづ
)
いて
倒
(
たふ
)
れた。
彼
(
かれ
)
は
次
(
つき
)
の
日
(
ひ
)
足
(
あし
)
を
引
(
ひき
)
ずらねば
歩
(
ある
)
けぬ
程
(
ほど
)
足首
(
あしくび
)
の
關節
(
くわんせつ
)
に
疼痛
(
とうつう
)
を
感
(
かん
)
じたのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
くわんせつ(關節)の例文をもっと
(3作品)
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