“くわざん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
崋山42.9%
火山42.9%
華山14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渡辺崋山くわざんや高野長英等はそれで、彼等は尊い開国の犠牲となつて徳川幕府の手に仆れた。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
ぼくは一ねんこゝにおよべば倫理學者りんりがくしや健全先生けんぜんせんせい批評家ひゝやうか、なんといふ動物どうぶつ地球外ちきうぐわい放逐はうちくしたくなる、西印度にしいんど猛烈まうれつなる火山くわざんよ、何故なにゆゑなんぢ熱火ねつくわ此種このしゆ動物どうぶつ頭上づじやうにはそゝがざりしぞ!
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
「あのぢゞい、中々なか/\ずるやつですよ。華山くわざん僞物にせものつて押付おつつけやうとしやがるから、いましかつけつたんです」とした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
それがまたうして華山くわざん贋物にせものまうとたくんだのかとくと、坂井さかゐわらつて、説明せつめいした。——
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)