“くわいぶつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
怪物100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其處そこ長髮ちやうはつ敝衣へいい怪物くわいぶつとめなば、寸時すんじはやくびすかへされよ。もしさいはひ市民しみんはば、すゝんで低聲ていせいに(おう)は?とけ、かれへんずる顏色がんしよくくちよりさきこたへをなさむ。
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
こひしい、なつかしい、ヂュリエット、なんとして今尚いまなうも艶麗あてやかぢゃ? しやかたちのない死神しにがみそなた色香いろかまようて、あのほねばかりの怪物くわいぶつめが、おの嬖妾おもひものにしようために
彼等かれらたゞちにグリフォン(鷲頭獅身しうとうしゝん怪物くわいぶつ)のところて、日向ひなたぽつこしながら寢込ねこんでしまひました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)