“かいぶつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
怪物100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒馬旅館くろうまりょかんのおかみさんは、なんとも気もちのわるいきゃくをとめたもんだと、考えこんでいたが、この男がまさか怪物かいぶつであろうとは気がつかない。
そこで、ニールスは、「さっき海の怪物かいぶつのように見えたのも、そんなにまちがっちゃいなかったんだな。」と、思いました。
あぶなぃ。だれだ、刀抜いだのは。まだ町さも来なぃに早ぁじゃ。」怪物かいぶつ青仮面あおかめんをかぶった清介せいすけ威張いばってさけんでいます。
種山ヶ原 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)