“きりん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キリン
語句割合
麒麟85.7%
季倫2.4%
気凛2.4%
餼廩2.4%
騏麟2.4%
鬼燐2.4%
2.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風邪の季節には出嫌いで、例の麒麟きりんのようなくびをひっこめたまま、蝸牛は、つまった鼻のようにぐつぐつ煮えている。
博物誌 (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
魯の哀公あいこうが西のかた大野たいやかりして麒麟きりんた頃、子路は一時衛から魯に帰っていた。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
季倫きりんちゝ石苞せきはうくらゐすで司徒しとにして、せんとするとき遺産ゐさんわかちて諸子しよしあたふ。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しん石崇せきそうあざな季倫きりんふ。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
兵馬倥偬へいばこうそうの世にかえりみられず、この名誉ある権門たちが、ひどく物に貧しく、その貧しさにいじけて、すこしも、君側の朝臣あそんであり輔弼ほひつ直臣じきしんであるという、高い気凛きりんも誇りも失っているのを、あわれに感じたからである。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここにおいて忠広荘内に百石を給い(その子)光正を飛騨に幽し餼廩きりん百人口を給う、使者本門寺に往き教を伝う、忠広命を聴き侍臣に命じて鹵簿ろぼ中の槍を取り、これを使者に示して曰く
鏡のようにすみわたった大空にはいつあらわれたのか丘のような白雲がのろのろとながれ、左岸にそびえる騏麟きりんの首みたいなE塔の尖端や、河中にもうろうとうかぶN寺院の壮厳なすがたや、点々とちらばる対岸の灯、前後に架せられたあまたある橋のあかりが
放浪作家の冒険 (新字新仮名) / 西尾正(著)
弓を杖ついて胎内竇たいないくぐりの中を行く 胆略何人なんぴとか能く卿に及ばん 星斗満天しんとして影あり 鬼燐きりん半夜ひらめいて声無し 当時武芸前に敵無し 他日奇談世ことごとく驚く 怪まず千軍皆辟易へきえきするを 山精木魅さんせいぼくみ威名を避く
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
なほ麕身きんしん牛尾ぎうび馬蹄ばていのものを捉へてきりんといふが如し、かく定義を下せば、すこぶる六つかしけれど、是を平仮名ひらがなにて翻訳すれば、先づ地震、雷、火事
人生 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)