“鬼燐”の読み方と例文
読み方割合
きりん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
杖ついて胎内竇たいないくぐりの中を行く 胆略何人なんぴとか能く卿に及ばん 星斗満天しんとして影あり 鬼燐きりん半夜ひらめいて声無し 当時武芸前に敵無し 他日奇談世ことごとく驚く 怪まず千軍皆辟易へきえきするを 山精木魅さんせいぼくみ威名を
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)