“きやうおう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
饗應50.0%
饗応50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てらでも主簿しゆぼ御參詣ごさんけいだとふので、おろそかにはしない。道翹だうげうそう出迎でむかへて、りよ客間きやくま案内あんないした。さて茶菓ちやくわ饗應きやうおうむと、りようた。「當寺たうじ豐干ぶかんそうがをられましたか。」
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
其間そのうち正午ひるになつたので、一先ひとま座敷ざしき引揚ひきあげ、晝餐ちうさん饗應きやうおうけ、それからまた發掘はつくつかゝつたが、相變あひかはらず破片はへんくらゐやうやくそれでも鯨骨げいこつ一片ひとひらと、石槌いしづち打石斧だせきふ石皿いしざら破片はへんなど掘出ほりだした。
使ひの男は寿枝の饗応きやうおうに恐縮して帰つた。
六白金星 (新字旧仮名) / 織田作之助(著)
ひじやうな饗応きやうおうともかんずるのだが
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)