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ちそう
ふりがな文庫
“ちそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
馳走
92.5%
地層
3.0%
饗応
2.3%
稚僧
0.8%
地相
0.8%
癡想
0.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馳走
(逆引き)
飯を食べて行きなさい、と云われ、初めて昼になったことに気がついた。昼飯を
馳走
(
ちそう
)
になり、彦太郎は阿部と一緒に赤瀬の家を出た。
糞尿譚
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
ちそう(馳走)の例文をもっと
(50作品+)
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地層
(逆引き)
ここは
厚
(
あつ
)
い
立派
(
りっぱ
)
な
地層
(
ちそう
)
で、百二十
万年
(
まんねん
)
ぐらい前にできたという
証拠
(
しょうこ
)
もいろいろあがるけれども、ぼくらとちがったやつからみてもやっぱりこんな
地層
(
ちそう
)
に見えるかどうか、あるいは風か水や
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ちそう(地層)の例文をもっと
(4作品)
見る
饗応
(逆引き)
八郎は家臣に伴れられて母屋へ引返し、其処で酒の
饗応
(
ちそう
)
になって再び離屋へ送られた。離屋では病人が短檠の灯に照らされて寂莫としていた。
人面瘡物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ちそう(饗応)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
稚僧
(逆引き)
「——それだけなら、何もたいして、騒ぐこともないが、近ごろ、チラと聞くところによると、座主は、何と心得ているのか、あのわずか十歳の
稚僧
(
ちそう
)
に、
授戒入壇
(
じゅかいにゅうだん
)
の式を、許されるという噂なのだ」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まだ、去年の十二月に、
麓
(
ふもと
)
から、よたよた這い上がった十歳の
稚僧
(
ちそう
)
に、突如として、これを授けるとは何事だ。
依怙
(
えこ
)
にも、ほどがある。私情をもって、大法を
紊
(
みだ
)
すといわれても、いい開きはあるまい。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ちそう(稚僧)の例文をもっと
(1作品)
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地相
(逆引き)
地相
(
ちそう
)
、
岩脈
(
がんみゃく
)
、
山骨
(
さんこつ
)
、
樹姿
(
じゅし
)
、それらのものからよく
観
(
み
)
ると、どんな
隠
(
かく
)
し道でもかならずわかるわけでございます。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
中庸
(
ちゅうよう
)
の
地相
(
ちそう
)
に
郭
(
くるわ
)
をひかえ、
梅沢
(
うめざわ
)
のすそに
出丸
(
でまる
)
をきずき、
大丹波
(
おおたんば
)
には
望楼
(
ぼうろう
)
をおき、
多摩
(
たま
)
の
長流
(
ちょうりゅう
)
を
濠
(
ほり
)
として、
沢井
(
さわい
)
、
二俣尾
(
ふたまたお
)
に
木戸
(
きど
)
をそなえれば、
武蔵野原
(
むさしのはら
)
に
満
(
み
)
つる兵もめったに落とすことはできない
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ちそう(地相)の例文をもっと
(1作品)
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癡想
(逆引き)
酒後に英雄多く、死前に豪傑
少
(
すくな
)
きは、世間の常態なるが、太祖は是れ
真
(
しん
)
豪傑、生きて長春不老の
癡想
(
ちそう
)
を
懐
(
いだ
)
かず、死して万物自然の数理に安んぜんとす。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ちそう(癡想)の例文をもっと
(1作品)
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