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稚僧
ふりがな文庫
“稚僧”の読み方と例文
読み方
割合
ちそう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちそう
(逆引き)
「——それだけなら、何もたいして、騒ぐこともないが、近ごろ、チラと聞くところによると、座主は、何と心得ているのか、あのわずか十歳の
稚僧
(
ちそう
)
に、
授戒入壇
(
じゅかいにゅうだん
)
の式を、許されるという噂なのだ」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まだ、去年の十二月に、
麓
(
ふもと
)
から、よたよた這い上がった十歳の
稚僧
(
ちそう
)
に、突如として、これを授けるとは何事だ。
依怙
(
えこ
)
にも、ほどがある。私情をもって、大法を
紊
(
みだ
)
すといわれても、いい開きはあるまい。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
法城の鉄則を破ってまで、あの
稚僧
(
ちそう
)
に、
戒
(
かい
)
を授けらるるのか……。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稚僧(ちそう)の例文をもっと
(1作品)
見る
稚
常用漢字
中学
部首:⽲
13画
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
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