“かへつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カヘツ
語句割合
92.0%
4.0%
帰宅2.0%
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内儀かみさんは什麽どんなにしてもすくつてりたいとおもしたら其處そこ障害しやうがいおこればかへつてそれをやぶらうと種々しゆじゆ工夫くふうこらしてるのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
が、それが或所まで続くとかへつて妙に不安になつた。
戯作三昧 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
帰つて見ると元子もとこ帰宅かへつて居ない。ふさ気慊きげんを取る言葉がないので沈黙だまつて横を向いてると、銀之助は自分でウヰスキーのびんとコツプをもつて二階へけ上がつた。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
二十錢の代價だいかふたゝきみかたはらかへつて來ること受合うけあひだと言ふ。
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)