“反(かへつ)” の例文
余(よ)答(こたへ)ていふ、銕炮(てつはう)を以てするは論(ろん)なし、香餌(よきゑさ)を以てするは、かれ人の欺(あざむ)くを知(し)れども慾(よく)を捨(すて)て慎(つゝし)む事あたはず、それとは知(し)りながらこれを喰(くら)ひて反(かへつ)て人をあざむかんとして捕(とら)へらるゝならんか。
が、それが或所まで続くと反(かへつ)て妙に不安になつた。
戯作三昧 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)