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カヘツ
ふりがな文庫
“カヘツ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
かへつ
語句
割合
却
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
却
(逆引き)
乳母があわてゝ探すだらう、と言ふ心が起つて来ても、
却
(
カヘツ
)
てほのかな、こみあげ笑ひを誘ふ位の事になつてゐる。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
片破れ月が、
上
(
アガ
)
つて来た。
其
(
ソレ
)
が
却
(
カヘツ
)
て、あるいてゐる道の
辺
(
ホトリ
)
の
凄
(
スゴ
)
さを照し出した。其でも、星明りで
辿
(
タド
)
つて居るよりは、よるべを覚えて、足が先へ/\と出た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
緘黙
(
シジマ
)
を破つて、
却
(
カヘツ
)
てもの寂しい、
乾声
(
カラゴヱ
)
が響いた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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(1作品)
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