“けへ”のいろいろな漢字の書き方と例文

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

オイ兄え（年配の男に）己（おら）ア一足先き帰（けへ）るよ

都会と田園 (新字旧仮名) ／野口雨情(著)

此（この）病氣（びやうき）上（あが）りの細君（さいくん）の心（こゝろ）を休（やす）める爲（ため）には、却（けへ）つてそれを冗談（じようだん）にして笑（わら）つて仕舞（しま）ふ方（はう）が善（よ）からうと考（かんが）へたので

門 (旧字旧仮名) ／夏目漱石(著)

河の中へ歸（けへ）しておけよ、勿體（もつたい）ねえぢや困るぜ、と

佃のわたし (旧字旧仮名) ／長谷川時雨(著)

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