“かひと”の漢字の書き方と例文
語句割合
買取100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また輸出時期ゆしゆつじきであるから輸出手形ゆしゆつてがた買取かひとる、うすれば一ぱうからへば爲替かはせ急激きふげきなる騰貴とうきふせぐことが出來できる、爲替かはせ急激きふげきなる騰貴とうきふせれば
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
酋長しうちやうから買取かひとつて、和蘭陀オランダの、貴公子きこうしが、うちおくりものにした——うね、おまへさんの、あの、御先祖ごせんぞふと年寄染としよりじみます、時分じぶんわかいのよ。
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そこでのことを極力きよくりよくつとめたのであるが、其結果そのけつくわ億圓おくゑん以上いじやう在外資金ざいぐわいしきん買取かひとることが出來できたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
泯汰腦ミンダネヲ土蠻どばんふねんで、りにまゐつた日本人につぽんじんを、三ねんさき買取かひとつて、げん下僕かぼくとして使つかひまする。
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
日本にほん輸出超過ゆしゆつてうくわくに變化へんくわしない以上いじやうこの買取かひとつたかね永久えいきう吾々われ/\手許てもとのこらうとはかんがへられぬ。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)