“かうかいちう”の漢字の書き方と例文
語句割合
航海中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さひはひ、彼處あれゆる白色巡洋艦はくしよくじゆんやうかん、あれは何國いづこ軍艦ぐんかんで、何處どこから何處どこしての航海中かうかいちうかはわからぬが、一應いちおうかのふねたすけをもとめては如何どうだらう。
それはわすれもせぬ去年きよねんあきことで、わたくし米國ベイこくから歐羅巴エウロツパわた航海中かうかいちうで、ふと一人ひとり英國イギリス老水夫らうすゐふ懇意こんいになつた。
ては無聊ぶれうねてしきりにうでをさすつてたが、其内そのうち夕刻ゆふこくにもなると、この時刻じこく航海中かうかいちう軍艦乘組員ぐんかんのりくみゐんもつとたのしきとき公務こうむ餘暇よかある夥多あまた士官しくわん水兵すいへいは、そらたかく、なみあを後部甲板こうぶかんぱんあつまつて