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おほさか
…………
大阪をたちのいても、わたしが
姿眼に
また
宇陀の
墨坂八の神に、赤色の
楯矛を祭り
九、また
大坂の神
一〇に、墨色の楯矛を祭り、また
坂の
御尾の神、
河の
瀬の神までに、悉に
遺忘ることなく
幣帛まつりたまひき。
坂井は
道具屋がそれ
以來乘氣になつて、
自身に
分りもしない
書畫類をしきりに
持ち
込んで
來る
事やら、
大坂出來の
高麗燒を
本物だと
思つて、
大事に
飾つて
置いた
事やら
話した
末