“いくだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
幾代54.5%
幾台36.4%
幾基9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うで幾代いくだいものうらみを背負せおうわたしなればだけことはしなければんでもなれぬのであらう、なさけないとてもれもあはれとおもふてくれるひとはあるまじく
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ちょうど幾台いくだいとなしに、うま荷車にぐるまいて、ガラガラとまちなかとおってあちらへいくのをました。
けしの圃 (新字新仮名) / 小川未明(著)
づおまをすが、唯今たゞいまさかの、われらが片寄かたよつて路傍みちばたちました……崖下がけしたに、づら/\となぞへにならびました瓦斯燈がすとうは、幾基いくだいところあかりいて、幾基いくだいところえてります。
三人の盲の話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)