“いうしう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
憂愁75.0%
幽囚16.7%
幽愁8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このあひだにありて憂愁いうしうはらり、心身しん/\なぐさめたるものは、じつ灌水くわんすゐなりとす。
命の鍛錬 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
公子こうしきうやぶるるや、召忽せうこつこれし、われ(一〇)幽囚いうしうせられてはづかしめく。鮑叔はうしゆくわれもつはぢしとさず。(一一)小節せうせつぢずして・功名こうめいの・天下てんかあらはれざるをづるをればなり
遠くのはうから飴売あめうり朝鮮笛てうせんぶえひゞき出した。笛のは思ひがけないところで、めうふしをつけて音調おんてうを低めるのが、言葉にへない幽愁いうしうもよほさせる。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)