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あぶらけ
ふりがな文庫
“あぶらけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
油気
38.5%
脂気
26.9%
油氣
11.5%
膏気
7.7%
膩気
7.7%
膏氣
3.8%
脂肪気
3.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
油気
(逆引き)
油気
(
あぶらけ
)
も無く擦切るばかりの夜嵐にばさついたが、
艶
(
つや
)
のある薄手な
丸髷
(
まるまげ
)
がッくりと、焦茶色の絹のふらしてんの襟巻。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あぶらけ(油気)の例文をもっと
(10作品)
見る
脂気
(逆引き)
けれど、一夏、岩木川の
氾濫
(
はんらん
)
があると、全民は打ちのめされて、また二年か三年は、火あぶりになっても税も
脂気
(
あぶらけ
)
も出ないという領民がたくさん出来た。
鬼
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あぶらけ(脂気)の例文をもっと
(7作品)
見る
油氣
(逆引き)
それは
油氣
(
あぶらけ
)
のない
髮
(
かみ
)
をひつつめの
銀杏返
(
いてふがへ
)
しに
結
(
ゆ
)
つて、
横
(
よこ
)
なでの
痕
(
あと
)
のある
皸
(
ひび
)
だらけの
兩頬
(
りやうほほ
)
を
氣持
(
きもち
)
の
惡
(
わる
)
い
程
(
ほど
)
赤
(
あか
)
く
火照
(
ほて
)
らせた、
如何
(
いか
)
にも
田舍者
(
ゐなかもの
)
らしい
娘
(
むすめ
)
だつた。
蜜柑
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
あぶらけ(油氣)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
膏気
(逆引き)
「艶のない手だ、
膏気
(
あぶらけ
)
のない手だ、青い筋ばかりが這っている」
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
あぶらけ(膏気)の例文をもっと
(2作品)
見る
膩気
(逆引き)
と
薄痘痕
(
うすいも
)
のある蒼い顔を
蹙
(
しか
)
めながら即効紙の貼つてある左右の
顳顬
(
こめかみ
)
を、縫ひ物捨てゝ両手で圧へる女の、齢は二十五六、眼鼻立ちも醜からねど
美味
(
うま
)
きもの食はぬに
膩気
(
あぶらけ
)
少く
肌理
(
きめ
)
荒れたる態あはれにて
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
あぶらけ(膩気)の例文をもっと
(2作品)
見る
膏氣
(逆引き)
療醫の見込も
膏氣
(
あぶらけ
)
増長いたし
血路
(
けつろ
)
を塞
循環
(
じゆんくわん
)
不
レ
致候故、痛所も出來、
若
(
もし
)
脉路を塞ぎ脈路
破
(
やぶれ
)
候節は、即ち中風と申ものに候由。
遺牘
(旧字旧仮名)
/
西郷隆盛
(著)
食は麥飯を少々づつ、其外
鷄
(
とり
)
等格別
膏氣
(
あぶらけ
)
之なきものを食用にいたし、
成丈
(
なるたけ
)
米抔は勿論五穀を不
レ
食樣との事に御座候。肉は
却而
(
かへつて
)
膏には不
二
相成
一
候由。
遺牘
(旧字旧仮名)
/
西郷隆盛
(著)
あぶらけ(膏氣)の例文をもっと
(1作品)
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脂肪気
(逆引き)
歯が上下ともすつかり抜けて両頬が深い穴の様に落ち
凹
(
こ
)
け、皮膚のたるんだ
脂肪気
(
あぶらけ
)
の抜けた黒味がかつた顔に、二つの大きな眼をぎろ/\させて居る
形相
(
ぎやうさう
)
は恐しかつた。
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
あぶらけ(脂肪気)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
におい
あぶらっけ