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鼠穴
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ねずみあな
ふりがな文庫
“
鼠穴
(
ねずみあな
)” の例文
愛
(
あい
)
ちやんは
戸
(
と
)
を
開
(
あ
)
けて、それが
鼠穴
(
ねずみあな
)
位
(
ぐらゐ
)
の
小
(
ちひ
)
さな
路
(
みち
)
に
通
(
つう
)
じて
居
(
ゐ
)
ることを
知
(
し
)
り、
膝
(
ひざ
)
をついて
前
(
まへ
)
に
見
(
み
)
たことのある
美
(
うつく
)
しい
花園
(
はなぞの
)
を、
其
(
その
)
路
(
みち
)
について
覘
(
のぞ
)
き
込
(
こ
)
みました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
延宝中の江戸鑑小姓組番頭中に「伊沢主水正、三千八百石、
鼠穴
(
ねずみあな
)
、父主水正」がある。即ち此人であらう。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
爺
(
じい
)
が団子を食べようとして取落すと、ころころと
転
(
ころ
)
がって
鼠穴
(
ねずみあな
)
へ入ったのを、
後
(
あと
)
から追掛けて尋ねて行くという話で、団子待て待てどこへ行く、地蔵様のそばまで
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
『「
愛
(
あい
)
ちやん!まァ
此處
(
こゝ
)
へお
出
(
い
)
で、
用
(
よう
)
があるんだから
サ
!」「
一寸
(
ちよツと
)
お
入
(
はい
)
り、
乳母
(
ばア
)
やも!
私
(
わたし
)
が
歸
(
かへ
)
つて
來
(
く
)
るまで
鼠
(
ねずみ
)
が
逃
(
に
)
げ
出
(
だ
)
さないやうに、
此
(
この
)
鼠穴
(
ねずみあな
)
を
番
(
ばん
)
してお
居
(
ゐ
)
で」だけど』と
云
(
い
)
つて
尚
(
な
)
ほ
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
“鼠穴”の解説
鼠穴(ねずみあな)は古典落語の演目の一つ。上方落語から三代目三遊亭圓馬を経て東京の六代目三遊亭圓生へ伝わった。六代目三遊亭圓生が再構成した上に、1953年末に第四次落語研究会で口演して高い評価を得た。
(出典:Wikipedia)
鼠
漢検準1級
部首:⿏
13画
穴
常用漢字
小6
部首:⽳
5画
“鼠”で始まる語句
鼠
鼠色
鼠賊
鼠骨
鼠不入
鼠小僧
鼠木綿
鼠捕
鼠甲斐絹
鼠坂