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飛下
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とびおり
ふりがな文庫
“
飛下
(
とびおり
)” の例文
射落された鴉のような姿をも、その塔の上から
飛下
(
とびおり
)
する姿を、一切が衰弱したかれの神経のうえに去来する影をも。
幻影の都市
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
杖
(
ステツキ
)
を
取
(
と
)
るや
否
(
いな
)
や、
畜生
(
ちくしやう
)
と
言
(
い
)
つて、
窓
(
まど
)
を
飛下
(
とびおり
)
ると、
何
(
ど
)
うだらう、たゝきもひしぎもしないうちに、
其
(
そ
)
の
蛇
(
へび
)
が、ぱツと
寸々
(
ずた/\
)
に
斷
(
き
)
れて
十
(
とを
)
あまりに
裂
(
さ
)
けて、
蜿々
(
うね/\
)
と
散
(
ち
)
つて
蠢
(
うごめ
)
いた。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
伊賀亮ます/\わらひ
茲
(
こゝ
)
な
刀架
(
かたなかけ
)
め其方如き者の刄が伊賀亮の身に立べき切ば見事に切て見よと
立掛
(
たちかゝ
)
るを左京と常樂院の兩人は中へ分入
押止
(
おしとゞ
)
めければ天一坊は疊の上より
飛下
(
とびおり
)
伊賀亮に向如何に伊賀亮
予
(
よ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
件
(
くだん
)
の馬士
見付
(
みつけ
)
て是御用だ繪符だ/\若い
衆
(
しう
)
オイ/\と云ふに
面々
(
めん/\
)
ばた/\と
飛下
(
とびおり
)
る故九助は是サ馬士殿
下
(
おろさ
)
ず共
宜
(
いゝ
)
に
憫然
(
かあひさう
)
な何さ
惣體
(
そうたい
)
に根方の
奴等
(
やつら
)
はずるいから
時々
(
とき/″\
)
目
(
め
)
に合せて置ねへと成やせん時に旦那
急
(
いそぎ
)
なら箱根を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
飛
常用漢字
小4
部首:⾶
9画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“飛”で始まる語句
飛
飛沫
飛騨
飛鳥
飛出
飛白
飛込
飛退
飛翔
飛行