面会めんかい)” の例文
旧字:面會
わたしが、あにです。」といって、少女しょうじょ面会めんかいもとめました。けれど、彼女かのじょは、子供こども時分じぶんわかれたので、にいさんのかおをおぼえていません。
生きた人形 (新字新仮名) / 小川未明(著)
良人おっととの再会さいかい模様もよう物語ものがたりましたついでに、おなころわたくしがこちらで面会めんかいげた二三の人達ひとたちのおはなしをつづけることにいたしましょう。
これをよんだ役人やくにんは、たいへんこころをうごかされて、すぐに面会めんかいをゆるしてくれました。
このとき、みなみくに使つかいにいった、家来けらいかえってまいりました。なにかおもしろいはなしってこないかと、さっそく、その家来けらいにご面会めんかいになりました。
珍しい酒もり (新字新仮名) / 小川未明(著)
おここはただむかしおも場所ばしょであったばかりでなく、現世時代げんせじだい関係かんけいのあった方々かたがたとの面会めんかい場所ばしょでもあり、わたくし随分ずいぶんいろいろな人達ひとたちとここでおいしました。
まった今日こんにちおもけない面会めんかいであった。』と良人おっともやがて武人ぶじんらしい、おもくちひらきました。