雪國ゆきぐに)” の例文
新字:雪国
(ホ)ゆきなだれと海嘯つなみ防止ぼうし。 それからまへにおはなしした洪水こうずい豫防よぼうや、水源すいげん涵養かんようのほかに森林しんりん雪國ゆきぐにですと『ゆきなだれ』のがいふせぐことも出來できます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
……一度いちど職人しよくにんいへ節分せつぶんいそがしさに、わたし一人ひとりて、したがけを踏込ふみこんだ。一度いちど雪國ゆきぐにでする習慣ならはしれた足袋たびを、やぐらにしたひもむすびめがけてちたためである。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
大雷おほかみなり雪國ゆきぐにの、こんなときおこります。
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)