“ゆきぐに”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雪國60.0%
雪国40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大雷おほかみなり雪國ゆきぐにの、こんなときおこります。
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
それから二十年ばかりたつたのち、彼は雪国ゆきぐにの汽車の中に偶然、彼女とめぐり合つた。窓の外が暗くなるのにつれ、めつたくつ外套ぐわいたうの匀ひが急に身にしみる時分だつた。
鬼ごつこ (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
……こがらしかれぬまへに、雪国ゆきぐにゆき不意ふいて、のまゝ焚附たきつけにもらずにのこつた、ふゆうちは、真白まつしろ寐床ねどこもぐつて、立身たちみでぬく/\とごしたあとを、草枕くさまくら寐込ねこんで
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)