“難事”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なんじ71.4%
むずか28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なになんでも望遠鏡ばうゑんきやうのやうにまれてはたまらない!ちよツはじめさへわかればもうめたものだ』此頃このごろではにふりかゝる種々いろ/\難事なんじ
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
それでもかれ強健きやうけん鍛練たんれんされたうでさだめられた一人分にんぶん仕事しごとはたすのはやゝかたぶいてからでもあなが難事なんじではないのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
石も木もこの灰とても面白からざるはなし、それを左様そう思わないのは科学の神に帰依しないのだからだ、とか何とか、難事むずかしい事をべらべら何時いつまでも言うんですもの。
恋を恋する人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
これほど難事むずかしいことはない、といってるうちにもう私さえ眠くなってうつらうつらとしながらいったい眠りという奴は何物であろうと考えたり、これはもう間もなく俺も眠りそうだと思ったり
時間 (新字新仮名) / 横光利一(著)