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闔廬
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かふろ
ふりがな文庫
“
闔廬
(
かふろ
)” の例文
闔廬
(
かふろ
)
曰
(
いは
)
く、『
試
(
こころ
)
みに
婦人
(
ふじん
)
を
以
(
もつ
)
てす
可
(
べ
)
きか』と。
曰
(
いは
)
く、『
可
(
か
)
なり』と。
是
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
て
之
(
これ
)
を
許
(
ゆる
)
す。
宮中
(
きうちう
)
の
美女
(
びぢよ
)
を
出
(
いだ
)
し、百八十
人
(
にん
)
を
得
(
え
)
たり。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
是
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
て
闔廬
(
かふろ
)
、
孫子
(
そんし
)
の
能
(
よ
)
く
兵
(
へい
)
を
用
(
もち
)
ふるを
知
(
し
)
り、
卒
(
つひ
)
に
以
(
もつ
)
て
將
(
しやう
)
と
爲
(
な
)
す。
西
(
にし
)
は
彊楚
(
きやうそ
)
を
破
(
やぶ
)
つて
(一三)
郢
(
えい
)
に
入
(
い
)
り、
北
(
きた
)
は
齊
(
せい
)
・
晉
(
しん
)
を
威
(
おど
)
し、
名
(
な
)
を
諸矦
(
しよこう
)
に
顯
(
あら
)
はす。
孫子
(
そんし
)
與
(
あづか
)
つて
力
(
ちから
)
有
(
あ
)
り。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
孫子武
(
そんしぶ
)
は
齊人也
(
せいひとなり
)
。
兵法
(
へいはふ
)
を
以
(
もつ
)
て
呉王闔廬
(
ごわうかふろ
)
に
見
(
まみ
)
ゆ。
闔廬
(
かふろ
)
曰
(
いは
)
く、
(一)
『
子
(
し
)
の十三
篇
(
ぺん
)
吾
(
われ
)
盡
(
ことごと
)
く
之
(
これ
)
を
觀
(
み
)
る。
(二)
以
(
もつ
)
て
小
(
すこ
)
しく
試
(
こころ
)
みに
兵
(
へい
)
を
勒
(
ろく
)
す
可
(
べ
)
きか』と。
對
(
こた
)
へて
曰
(
いは
)
く、『
可
(
か
)
なり』と。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
“闔廬(闔閭)”の解説
闔閭(こうりょ)は、中国春秋時代の呉の第6代王。姓は姫。諱は光。闔閭は号。家臣の孫武・伍子胥などの助けを得て、呉を一大強国へと成長させ覇を唱えたが、越王勾践に敗れ、子の夫差に復讐を誓わせて没した。春秋五覇の一人に数えられることがある。闔廬とも表記される。
(出典:Wikipedia)
闔
漢検1級
部首:⾨
18画
廬
漢検1級
部首:⼴
19画
“闔”で始まる語句
闔
闔室
闔家
闔府
闔県
闔藩
闔駅蕩然