“鐵格子”の読み方と例文
新字:鉄格子
読み方割合
てつがうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後世(こうせい)地上(ちじやう)に來(きた)るべき善美(ぜんび)なる生活(せいくわつ)のこと、自分(じぶん)をして一分(ぷん)毎(ごと)にも壓制者(あつせいしや)の殘忍(ざんにん)、愚鈍(ぐどん)を憤(いきどほ)らしむる所(ところ)の、窓(まど)の鐵格子(てつがうし)のことなどである。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
二十間(けん)にも餘(あま)る巨大(きよだい)な建物(たてもの)は、見(み)るから毒々(どく/\)しい栗色(くりいろ)のペンキで塗(ぬ)られ、窓(まど)は岩疊(たたみ)な鐵格子(てつがうし)、其(それ)でも尚(ま)だ氣(き)が濟(す)まぬと見(み)えて、其(そ)の内側(うちがは)には細(ほそ)い、此(これ)も鐵製(てつせい)の網(あみ)が張詰(はりつ)めてある。
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
と、彼(かれ)は思(おも)ひ來(きた)り、更(さら)に又(また)彼(か)の六號室(がうしつ)の鐵格子(てつがうし)の中(なか)で、ニキタが患者等(くわんじやら)を打毆(なぐ)つてゐる事(こと)、モイセイカが町(まち)に行(い)つては、施(ほどこし)を請(こ)ふてゐる姿(すがた)などを思(おも)ひ出(だ)す。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)