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張詰
ふりがな文庫
“張詰”の読み方と例文
読み方
割合
はりつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はりつ
(逆引き)
然
(
さ
)
うだ、
死
(
し
)
んだと
言
(
い
)
へば、
生死
(
いきしに
)
の
分
(
わか
)
らなかつた、お
前
(
まへ
)
の
無事
(
ぶじ
)
な
顔
(
かほ
)
を
見
(
み
)
た
嬉
(
うれ
)
しさに、
張詰
(
はりつ
)
めた
気
(
き
)
が
弛
(
ゆる
)
んで
落胆
(
がつかり
)
して、
其
(
それ
)
つ
切
(
きり
)
に
成
(
な
)
つたんだ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
捕えたらあゝも云おう、
斯
(
こ
)
うも云おうと意気
組
(
ぐ
)
んでいた泉原は、
張詰
(
はりつ
)
めた気がゆるむと、一時に
疲
(
つか
)
れを感じてきた。
緑衣の女
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
三文字紋弥の声につれて、
覚束
(
おぼつか
)
ない足取で、現われた十八九の娘が一人、殿の御前へ来ると、
張詰
(
はりつ
)
めた気も
挫
(
くだ
)
けたものか、ヘタヘタと坐ってヒョイとお辞儀をしました。
奇談クラブ〔戦後版〕:10 暴君の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
張詰(はりつ)の例文をもっと
(7作品)
見る
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
詰
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“張”で始まる語句
張
張合
張子
張遼
張飛
張番
張本
張作霖
張郃
張上
“張詰”のふりがなが多い著者
押川春浪
三島霜川
松本泰
泉鏡太郎
泉鏡花
野村胡堂