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遺蹟
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いせき
ふりがな文庫
“
遺蹟
(
いせき
)” の例文
日本
(
につぽん
)
の
貝塚
(
かひづか
)
やその
他
(
た
)
の
石器時代
(
せつきじだい
)
の
遺蹟
(
いせき
)
から
發見
(
はつけん
)
される
石器
(
せつき
)
は
非常
(
ひじよう
)
な
數
(
すう
)
であつて、よくもこんなにたくさん
石器
(
せつき
)
があるものかと
驚
(
おどろ
)
くくらゐあります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
間もなく歳子は牧瀬が中央
亜細亜
(
アジア
)
へ、決死的な古代建築の
遺蹟
(
いせき
)
の発掘に出発したといふ消息を兄から聞いた。
夏の夜の夢
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
ヨハンがいった
人参畑
(
にんじんばたけ
)
——、継ぎ合せた
樟板
(
くすいた
)
の絵図によって明確に教えられたピオの
遺蹟
(
いせき
)
はそこの血塚!
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あの偉大な尚真王代の
遺蹟
(
いせき
)
は、真に国宝に列するもので、とりわけ石彫の美は四百年後の今日も昔のままの姿で、美しく立派なものでありました。玉御殿も
墳墓
(
ふんぼ
)
として世にも厳粛なものでありました。
沖縄の思い出
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
ですから
私共
(
わたしども
)
は
石器時代
(
せつきじだい
)
の
遺蹟
(
いせき
)
に
行
(
い
)
つても、
土器
(
どき
)
を
熱心
(
ねつしん
)
に
採集
(
さいしゆう
)
し、
小
(
ちひ
)
さい
破片
(
はへん
)
でも
見遁
(
みのが
)
さぬように
注意
(
ちゆうい
)
してをります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
▼ もっと見る
今日
(
こんにち
)
では
日本全國
(
につぽんぜんこく
)
の
到
(
いた
)
る
處
(
ところ
)
、
北
(
きた
)
は
樺太
(
からふと
)
北海道
(
ほつかいどう
)
から
本州全體
(
ほんしゆうぜんたい
)
四國
(
しこく
)
九州
(
きゆうしゆう
)
、
西
(
にし
)
は
朝鮮
(
ちようせん
)
、
南
(
みなみ
)
は
臺灣
(
たいわん
)
まで、どこでも
石器時代
(
せつきじだい
)
の
遺蹟
(
いせき
)
の
發見
(
はつけん
)
されぬところはありません。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
遺
常用漢字
小6
部首:⾡
15画
蹟
漢検準1級
部首:⾜
18画
“遺”で始まる語句
遺
遺憾
遺骸
遺書
遺物
遺言
遺恨
遺品
遺跡
遺漏