“遺蹟”の読み方と例文
読み方割合
いせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本につぽん貝塚かひづかやその石器時代せつきじだい遺蹟いせきから發見はつけんされる石器せつき非常ひじようすうであつて、よくもこんなにたくさん石器せつきがあるものかとおどろくくらゐあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
間もなく歳子は牧瀬が中央亜細亜アジアへ、決死的な古代建築の遺蹟いせきの発掘に出発したといふ消息を兄から聞いた。
夏の夜の夢 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
ヨハンがいった人参畑にんじんばたけ——、継ぎ合せた樟板くすいたの絵図によって明確に教えられたピオの遺蹟いせきはそこの血塚!
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)