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蹌々
ふりがな文庫
“蹌々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よろよろ
40.0%
そうそう
20.0%
ひょろひょろ
10.0%
ひよろ/\
10.0%
もどろ
10.0%
よろ/\
10.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よろよろ
(逆引き)
と、身を泳がせながら、侍の腕が新九郎の
鐺
(
こじり
)
をぐいと掴んだ。酔っているのですぐ足が浮く、新九郎は
蹌々
(
よろよろ
)
と後ろへ引かれた。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蹌々(よろよろ)の例文をもっと
(4作品)
見る
そうそう
(逆引き)
総身
(
そうしん
)
の活気が一度にストライキを起したように元気がにわかに
滅入
(
めい
)
ってしまいまして、ただ
蹌々
(
そうそう
)
として
踉々
(
ろうろう
)
という
形
(
かた
)
ちで
吾妻橋
(
あずまばし
)
へきかかったのです。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
蹌々(そうそう)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひょろひょろ
(逆引き)
あっちへ
蹌々
(
ひょろひょろ
)
、こっちへ
踉々
(
よろよろ
)
、狐の
憑
(
つ
)
いたように、俺の近所を、
葛西
(
かさい
)
街道にして、
肥料桶
(
こえたご
)
の
臭
(
におい
)
をさせるのはどこの奴だ。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蹌々(ひょろひょろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ひよろ/\
(逆引き)
立出九郎兵衞は殊の外の
酒機嫌
(
さけきげん
)
にて
踉々
(
よろ/\
)
蹌々
(
ひよろ/\
)
とし乍ら
下伊呂村
(
しもいろむら
)
の
外
(
はづ
)
れへ
來掛
(
きかゝ
)
りし頃は
早
(
はや
)
亥刻
(
よつ
)
に近くて
宵闇
(
よひやみ
)
なれば足元も
暗
(
くら
)
くお里は大いに
草臥
(
くたびれ
)
しと河原の石に
腰
(
こし
)
を掛るに九郎兵衞惣内も同く石に
腰
(
こし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
蹌々(ひよろ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
もどろ
(逆引き)
思ひ出
憂
(
うき
)
が
積
(
つも
)
りて
若
(
もし
)
や又
煩
(
わづら
)
ひもせば何とせん思へば
貧
(
まづ
)
しく
生
(
うま
)
れ來て何にも知ぬ我が子に迄
倦
(
あか
)
ぬ別れをさするかやと
男
(
をとこ
)
涙
(
なみだ
)
に
足元
(
あしもと
)
も
踉々
(
しどろ
)
蹌々
(
もどろ
)
に定め
兼
(
かね
)
子故に迷ふ
闇
(
やみ
)
の夜に麹町を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
蹌々(もどろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
よろ/\
(逆引き)
源次郎はアッと驚き身を
交
(
かわ
)
したが受け損じ、太股へ掛けブッツリと突き貫き、今一本突こうとしましたが、孝助に突かれた
深傷
(
ふかで
)
に
堪
(
た
)
え兼ね、
蹌々
(
よろ/\
)
とする所を、源次郎は一本突かれ死物狂いになり
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
蹌々(よろ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
蹌
漢検1級
部首:⾜
17画
々
3画
“蹌々”で始まる語句
蹌々踉々
“蹌々”のふりがなが多い著者
作者不詳
吉川英治
三遊亭円朝
夏目漱石
泉鏡花