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ひょろひょろ
ふりがな文庫
“ひょろひょろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蹌踉
80.0%
蹌々
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蹌踉
(逆引き)
火事の最中、雑所先生、
袴
(
はかま
)
の
股立
(
ももだち
)
を、高く取ったは
効々
(
かいがい
)
しいが、羽織も着ず……布子の片袖
引断
(
ひっちぎ
)
れたなりで、
足袋跣足
(
たびはだし
)
で、
据眼
(
すえまなこ
)
の
面
(
おもて
)
藍
(
あい
)
のごとく、火と烟の走る大道を、
蹌踉
(
ひょろひょろ
)
と
歩行
(
ある
)
いていた。
朱日記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
呍
(
うん
)
と足を踏みしめると、天秤棒が遠慮会釈もなく肩を圧しつけ、五尺何寸其まゝ大地に釘づけの姿だ。思い切って
蹌踉
(
ひょろひょろ
)
とよろけ出す。十五六歩よろけると、息が詰まる様で、たまりかねて
荷
(
に
)
を
下
(
お
)
ろす。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
ひょろひょろ(蹌踉)の例文をもっと
(4作品)
見る
蹌々
(逆引き)
あっちへ
蹌々
(
ひょろひょろ
)
、こっちへ
踉々
(
よろよろ
)
、狐の
憑
(
つ
)
いたように、俺の近所を、
葛西
(
かさい
)
街道にして、
肥料桶
(
こえたご
)
の
臭
(
におい
)
をさせるのはどこの奴だ。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひょろひょろ(蹌々)の例文をもっと
(1作品)
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ひよろ/\
よろよろ
よろ/\
そうそう
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