“肥料桶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こえたご50.0%
こいたご25.0%
こえおけ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あっちへ蹌々ひょろひょろ、こっちへ踉々よろよろ、狐のいたように、俺の近所を、葛西かさい街道にして、肥料桶こえたごにおいをさせるのはどこの奴だ。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
笑やアがって……あれまア肥料桶こいたごかたげ出しやアがった、たごをかたせ、アヽ桶をおろして挨拶しているが……あゝ兼だ新田しんでんの兼だ、御厄介ごやっけいになった男だからなア
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「それを食べたら、肥料桶こえおけが、早桶になって即死じゃぞの、ぺッぺッぺッ。」
小春の狐 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)