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詰
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づ
ふりがな文庫
“
詰
(
づ
)” の例文
「よい。判った。心配するには及ばぬ。あしたからは夜も昼もおれが揚げ
詰
(
づ
)
めにして、ほかの客の座敷へは出すまい」
鳥辺山心中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「どれ、せがれが
送
(
おく
)
ってよこした、かん
詰
(
づ
)
めを
開
(
あ
)
けようじゃないか。」と、おばあさんにいいました。
片田舎にあった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ではおせんにゃ、ちゃんとした
情人
(
いろ
)
があって、この
節
(
せつ
)
じゃ
毎日
(
まいにち
)
、そこへ
通
(
かよ
)
い
詰
(
づ
)
めだというんだね」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
バスはすし
詰
(
づ
)
めの満員で、おりてくるのは若い男ばかりだった。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
乞食
(
こじき
)
の
子
(
こ
)
はかん
詰
(
づ
)
めの
空
(
あ
)
いたのや、
空
(
あ
)
きびんなどを
撰
(
よ
)
っていますうちに、お
人形
(
にんぎょう
)
を
見
(
み
)
つけて、
手
(
て
)
に
取
(
と
)
りあげました。そして、これを
袋
(
ふくろ
)
の
中
(
なか
)
へいれて、
街
(
まち
)
の
方
(
ほう
)
へと
歩
(
ある
)
いてゆきました。
風の寒い世の中へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
中
(
なか
)
から、
肉
(
にく
)
のかん
詰
(
づ
)
めと
果物
(
くだもの
)
と、もう一つなにかのかん
詰
(
づ
)
めがはいっていました。
片田舎にあった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
おばあさんは、三つのかん
詰
(
づ
)
めを
膳
(
ぜん
)
のところへ
持
(
も
)
ってきて
片田舎にあった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
詰
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“詰”を含む語句
腸詰
引詰
詰問
行詰
重詰
詰寄
押詰
差詰
追詰
見詰
後詰
鑵詰
橋詰
大詰
壜詰
敷詰
鮨詰
詰合
問詰
相詰
...