“茂兵衞”の読み方と例文
新字:茂兵衛
読み方割合
もへゑ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聞れ大岡殿おほをかどの大に感じられこれにて何もかも相分あひわかりたり決して吉三郎は盜賊たうぞくあら追付おつつけゆるして其方と夫婦ふうふいたつかはすべしと申されさてまた利兵衞を呼ばれ其方そのはう以前の約束やくそくへん茂兵衞もへゑせがれ吉三郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
書記かきしるし町奉行大岡越前守殿へ訴へ出しかば則ち駿河屋三郎兵衞加賀屋四郎右衞門ならび茂兵衞もへゑ町内の者共一同呼出され吟味ぎんみ有しに皆々四郎右衞門が申せし通りを申立ければ大岡殿おほをかどの三郎兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
か包申べき御賢察ごけんさつの通り茂兵衞もへゑせがれなれども十五さいとき仔細しさいありて出家つかまつり諸國修行しよこくしゆぎやうの身に御座ござ其後そののちおとゝ出生しゆつしやうことほのかうけたまはりしまゝ此程國許へまゐたづね候所おとゝきち三郎金屋利兵衞方にわけりて國許を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)