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編
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あみ
ふりがな文庫
“
編
(
あみ
)” の例文
十一二の
編
(
あみ
)
さげで、
袖
(
そで
)
の長いのが、
後
(
あと
)
について、七八ツのが森の下へ、
兎
(
うさぎ
)
と色鳥ひらりと入った。葭簀
越
(
ごし
)
に、老人はこれを透かして
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
私なども
編
(
あみ
)
あげ靴の
紐
(
ひも
)
を結び直したばかりに、やはり他社のものに先をこされて、あやうく首切られそうになったかなしい経験がございます。
虚構の春
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
夫人が
編
(
あみ
)
さしの韈を膝の上に引伸ばしてじつと良人の足と見比べてゐると、後から右肩をちよい/\
突
(
つゝ
)
くものがある。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
輴
(
そり
)
を引て
薪
(
たきゞ
)
を
伐
(
きる
)
こといひあはせて
行
(
ゆく
)
ときは、二三人の
食
(
しよく
)
を草にて
編
(
あみ
)
たる袋にいれて
輴
(
そり
)
にくゝしおくことあり。
山烏
(
やまからす
)
よくこれをしりてむらがりきたり、袋をやぶりて
食
(
しよく
)
を
喰尽
(
くらひつく
)
す。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
短かい髪を二ツに
割
(
わ
)
けて、三ツ
編
(
あみ
)
のお下げにし、華やかな洋装となった錦子の学校通いは、神田、本郷の書生さんたちの血を沸騰させた。美妙斎の食指のムズムズしないわけはない。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
▼ もっと見る
そしてつっかけるように
編
(
あみ
)
あげ
靴
(
くつ
)
を
履
(
は
)
いて、階段を
転
(
ころ
)
がるように下りていった。
○○獣
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
またお供の
李逵
(
りき
)
といえば、これは道者の
稚子
(
ちご
)
と化けて、バサラ髪を二つに分けた
総角
(
あげまき
)
に
結
(
ゆ
)
い、着物は
短褐
(
たんかつ
)
という袖無しの短い
袴
(
はかま
)
、それへ
交
(
ま
)
ぜ
編
(
あみ
)
の細ヒモ締めて、足は元来の黒い素はだし
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
輴
(
そり
)
を引て
薪
(
たきゞ
)
を
伐
(
きる
)
こといひあはせて
行
(
ゆく
)
ときは、二三人の
食
(
しよく
)
を草にて
編
(
あみ
)
たる袋にいれて
輴
(
そり
)
にくゝしおくことあり。
山烏
(
やまからす
)
よくこれをしりてむらがりきたり、袋をやぶりて
食
(
しよく
)
を
喰尽
(
くらひつく
)
す。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“編”の意味
《名詞》
編集、編纂すること。
書籍や文章、脚本、映画、ドラマ、漫画などで、テーマごとにまとめた部分。
(出典:Wiktionary)
編
常用漢字
小5
部首:⽷
15画
“編”を含む語句
編輯
編成
編輯長
編輯室
編髪
編木
編輯者
編上
編上靴
編目
編戸
西国立志編
編者
編下
編笠一蓋
編輯人
籐編
編笠
編纂
深編笠
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