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純潔
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じゅんけつ
ふりがな文庫
“
純潔
(
じゅんけつ
)” の例文
御身
(
おんみ
)
も
知
(
し
)
るとおり、こちらの
世界
(
せかい
)
では
心
(
こころ
)
の
純潔
(
じゅんけつ
)
な、
迷
(
まよ
)
いの
少
(
すく
)
ないものはそのまま
側路
(
わきみち
)
に
入
(
い
)
らず、すぐに
産土神
(
うぶすなのかみ
)
のお
手元
(
てもと
)
に
引
(
ひ
)
きとられる。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
遊びのはてにするこの精算は私の心に美しいもの
純潔
(
じゅんけつ
)
なものをもたらした。子どもでありながらなんといじらしいことをしたものだろう。
花をうめる
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
取扱わるる
題目
(
だいもく
)
は、
悉
(
ことごと
)
く
高尚
(
こうしょう
)
純潔
(
じゅんけつ
)
なものばかり、そして他人に示すよりも、私自身の
指南車
(
しなんしゃ
)
としてよいものばかりであった。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
その白いうなじに、坂本は
接吻
(
せっぷん
)
したい
誘惑
(
ゆうわく
)
を
烈
(
はげ
)
しく感じたが、二人の
純潔
(
じゅんけつ
)
のために、それをも差し
控
(
ひか
)
えて、右の手を
伸
(
の
)
ばし、
豊穣
(
ほうじょう
)
な彼女の肉体を初めて抱きしめたのである
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
そして又、その時ほど梅の花が
純潔
(
じゅんけつ
)
に、
気高
(
けだか
)
く見えることは無いのです。
季節の植物帳
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
▼ もっと見る
が、この
娘
(
こ
)
としてはそうした
方便
(
ほうべん
)
の
必要
(
ひつよう
)
は
毛頭
(
もうとう
)
なく、もともと
純潔
(
じゅんけつ
)
な
小供
(
こども
)
の
修行
(
しゅぎょう
)
には、
最初
(
さいしょ
)
から
幽界
(
ゆうかい
)
の
現実
(
げんじつ
)
に
目覚
(
めざ
)
めさせるに
限
(
かぎ
)
るのじゃ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
“純潔”の解説
純潔(じゅんけつ、en: chastity)とは、精神的な節制を保つこと。とりわけ男女関係において結婚によって配偶者になった者以外との性的関係が無い状態を指す。純潔の状態を道徳的見地から維持することを貞操(ていそう)と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
純
常用漢字
小6
部首:⽷
10画
潔
常用漢字
小5
部首:⽔
15画
“純”で始まる語句
純
純白
純金
純粋
純朴
純乎
純真
純子
純友
純情