“笑(をか)” の例文
書物讀み弟子二十人計に相成、至極の繁榮(はんえい)にて、鳥なき里(さと)の蝙蝠(かうもり)とやらにて、朝から晝迄は素讀(そどく)、夜は講釋共(ども)仕而、學者之鹽梅(あんばい)にて獨(ひとり)笑(をか)しく御座候。
遺牘 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
申立けるこそ笑(をか)しけれ扨さしも種々(いろ/\)樣々(さま/″\)に縛(もつ)れし公事(くじ)成りしが今日の一度にて取調べ濟(すみ)に相成口書の一段(だん)までに及びけり嗚呼(あゝ)善惡(ぜんあく)應報(おうはう)の著(いちじ)るしきは索(あざな)へる繩(なは)の如しと先哲(せんてつ)の言葉(ことば)宜(むべ)なる哉(かな)村井長庵は三州藤川在岩井村に生立(おひたち)て幼年(えうねん)の頃より心底(こゝろざま)惡(あし)く成長するに隨(したが)ひ惡行(あくぎやう)増長(ぞうちやう)して友達の勘次郎と云者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)