トップ
>
空遠
ふりがな文庫
“空遠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そらとお
66.7%
そらとほ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そらとお
(逆引き)
一首の意は、妻の居るあたりをもっと見たいのだが、自分の乗っている青馬の駈けるのが速いので、妻のいる筈の里も、いつか
空遠
(
そらとお
)
く隔ってしまった、というのである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
そして、
疲
(
つか
)
れて、
山
(
やま
)
の
頂
(
いただき
)
に
休
(
やす
)
んでいると、
空遠
(
そらとお
)
く、がんの
一群
(
ひとむ
)
れが、
羽音
(
はおと
)
を
刻
(
きざ
)
んで、
海
(
うみ
)
の
方
(
ほう
)
をさしていくのが
見
(
み
)
られたのでした。このとき、すずめは、
自分
(
じぶん
)
の
故郷
(
こきょう
)
を
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
したばかりでありません。
温泉へ出かけたすずめ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
空遠(そらとお)の例文をもっと
(2作品)
見る
そらとほ
(逆引き)
誰
(
たれ
)
が
思
(
がも
)
ひにか
比
(
ひ
)
す
螢
(
ほたる
)
一
ツ
風
(
かぜ
)
にたゞよひて
只
(
たゞ
)
眼
(
め
)
の
前
(
まへ
)
、いと
子
(
こ
)
及
(
およ
)
ぶまじと
知
(
し
)
りても
只
(
たゞ
)
は
有
(
あ
)
られず、ツト
團扇
(
うちわ
)
を
高
(
たか
)
くあぐればアナヤ
螢
(
ほたる
)
は
空遠
(
そらとほ
)
く
飛
(
と
)
んで
手元
(
てもと
)
いかゞ
緩
(
ゆ
)
るびけん、
團扇
(
うちわ
)
は
卯
(
う
)
の
花
(
はな
)
垣
(
がき
)
越
(
こ
)
えて
落
(
お
)
ちぬ
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
空遠(そらとほ)の例文をもっと
(1作品)
見る
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
“空”で始まる語句
空
空地
空虚
空想
空洞
空腹
空家
空気
空嘯
空手
検索の候補
遠空
“空遠”のふりがなが多い著者
樋口一葉
斎藤茂吉
小川未明