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そらとお
ふりがな文庫
“そらとお”の漢字の書き方と例文
語句
割合
空遠
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空遠
(逆引き)
一首の意は、妻の居るあたりをもっと見たいのだが、自分の乗っている青馬の駈けるのが速いので、妻のいる筈の里も、いつか
空遠
(
そらとお
)
く隔ってしまった、というのである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
そして、
疲
(
つか
)
れて、
山
(
やま
)
の
頂
(
いただき
)
に
休
(
やす
)
んでいると、
空遠
(
そらとお
)
く、がんの
一群
(
ひとむ
)
れが、
羽音
(
はおと
)
を
刻
(
きざ
)
んで、
海
(
うみ
)
の
方
(
ほう
)
をさしていくのが
見
(
み
)
られたのでした。このとき、すずめは、
自分
(
じぶん
)
の
故郷
(
こきょう
)
を
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
したばかりでありません。
温泉へ出かけたすずめ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そらとお(空遠)の例文をもっと
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