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かうほん
ふりがな文庫
“
稿本
(
かうほん
)” の例文
此書
(
このしよ
)
全部
(
ぜんぶ
)
六巻、
牧之老人
(
ぼくしらうじん
)
が
眠
(
ねふり
)
を
駆
(
かる
)
の
漫筆
(
まんひつ
)
、
梓
(
あづさ
)
を
俟
(
また
)
ざるの
稿本
(
かうほん
)
なり。
故
(
ゆゑ
)
に
走墨乱写
(
そうぼくらんしや
)
し、
図
(
づ
)
も
亦
(
また
)
艸画
(
さうぐわ
)
なり。
老人
(
らうじん
)
余
(
よ
)
に
示
(
しめ
)
して
校訂
(
かうてい
)
を
乞
(
こ
)
ふ。
北越雪譜:05 北越雪譜二編凡例
(新字旧仮名)
/
山東京山
(著)
此書
(
このしよ
)
全部
(
ぜんぶ
)
六巻、
牧之老人
(
ぼくしらうじん
)
が
眠
(
ねふり
)
を
駆
(
かる
)
の
漫筆
(
まんひつ
)
、
梓
(
あづさ
)
を
俟
(
また
)
ざるの
稿本
(
かうほん
)
なり。
故
(
ゆゑ
)
に
走墨乱写
(
そうぼくらんしや
)
し、
図
(
づ
)
も
亦
(
また
)
艸画
(
さうぐわ
)
なり。
老人
(
らうじん
)
余
(
よ
)
に
示
(
しめ
)
して
校訂
(
かうてい
)
を
乞
(
こ
)
ふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
八畳の書斎の中央に、一
閑
(
かん
)
張
(
ば
)
りの机を前にして父は端然と坐つてゐた。そして其眼はぢつと前方遠くを
見凝
(
みつ
)
めてゐた。机の上には一冊の和本と、綴ぢた
稿本
(
かうほん
)
とが載せてあつた。
父の死
(新字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
巻中の画、老人が
稿本
(
かうほん
)
の
艸画
(
さうぐわ
)
を
真
(
しん
)
にし、
或
(
あるひ
)
は京水が越地に
写
(
うつし
)
し
真景
(
しんけい
)
、或
里人
(
さとびと
)
の
話
(
はなし
)
を
聞
(
きゝ
)
て
図
(
づ
)
に作りたるもあり、其地に
照
(
てら
)
して
誤
(
あやまり
)
を
責
(
せむ
)
ることなかれ。
北越雪譜:05 北越雪譜二編凡例
(新字旧仮名)
/
山東京山
(著)
百樹曰、余牧之老人が此書の
稿本
(
かうほん
)
に
就
(
つき
)
て
増修
(
ぞうしう
)
の
説
(
せつ
)
を
添
(
そへ
)
、
上梓
(
じやうし
)
の
為
(
ため
)
に
傭書
(
ようしよ
)
へ
授
(
さづく
)
る一本を作るをりしも、老人が
寄
(
よせ
)
たる書中に
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
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巻中の画、老人が
稿本
(
かうほん
)
の
艸画
(
さうぐわ
)
を
真
(
しん
)
にし、
或
(
あるひ
)
は京水が越地に
写
(
うつし
)
し
真景
(
しんけい
)
、或
里人
(
さとびと
)
の
話
(
はなし
)
を
聞
(
きゝ
)
て
図
(
づ
)
に作りたるもあり、其地に
照
(
てら
)
して
誤
(
あやまり
)
を
責
(
せむ
)
ることなかれ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
然
(
しかれ
)
ども
余
(
よ
)
が
机上
(
きしやう
)
它
(
た
)
の
編筆
(
へんひつ
)
に
忙
(
せはし
)
く
屡
(
しば/\
)
稿
(
かう
)
を
脱
(
だつす
)
るの
期約
(
きやく
)
を
失
(
うしな
)
ひしゆゑ、
近日
(
このごろ
)
務
(
つとめ
)
て老人が
稿本
(
かうほん
)
の
残冊
(
ざんさつ
)
を
訂
(
てい
)
し、
以
(
もつて
)
其乞
(
そのこひ
)
に
授
(
さづ
)
く。
北越雪譜:05 北越雪譜二編凡例
(新字旧仮名)
/
山東京山
(著)
百樹曰、余牧之老人が此書の
稿本
(
かうほん
)
に
就
(
つき
)
て
増修
(
ぞうしう
)
の
説
(
せつ
)
を
添
(
そへ
)
、
上梓
(
じやうし
)
の
為
(
ため
)
に
傭書
(
ようしよ
)
へ
授
(
さづく
)
る一本を作るをりしも、老人が
寄
(
よせ
)
たる書中に
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
稿
常用漢字
中学
部首:⽲
15画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
“稿本”で始まる語句
稿本抔