トップ
>
見凝
ふりがな文庫
“見凝”の読み方と例文
読み方
割合
みつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みつ
(逆引き)
此少年は今度は其日の線を
見凝
(
みつ
)
め乍ら、先から先へ連なる不安と、其不安の
究極
(
いやはて
)
にある暗く輝かしいものを、涙を溜めて思ひ続けた。
父の死
(新字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
くすんだような深い
赭色
(
あかいろ
)
に塗られた盃は、冷たい酒をたたえて、内から、描かれた
金蒔絵
(
きんまきえ
)
の長老姿を浮きあがらせた。人々はそれを
見凝
(
みつ
)
めてそしてあおった。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
私は不幸というものを、私自身に就てでなしに、生徒の影の上から先ず
見凝
(
みつ
)
めはじめていたのだ。その不幸とは愛されないということだ。尊重されないということだ。
風と光と二十の私と
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
見凝(みつ)の例文をもっと
(7作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
凝
常用漢字
中学
部首:⼎
16画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
検索の候補
凝見
“見凝”のふりがなが多い著者
十一谷義三郎
本庄陸男
久米正雄
直木三十五
野口雨情
坂口安吾