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磁器
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じき
ふりがな文庫
“
磁器
(
じき
)” の例文
磁器
(
じき
)
も
陶器
(
とうき
)
も共に作ります。大体北国には
磁土
(
じど
)
が少いのでありますが、ここの茶器、とくに
急須
(
きゅうす
)
の如きは販路を広めました。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
北
(
きた
)
を
枕
(
まくら
)
に、
静
(
しず
)
かに
眼
(
め
)
を
閉
(
と
)
じている
菊之丞
(
きくのじょう
)
の、
女
(
おんな
)
にもみまほしいまでに
美
(
うつく
)
しく
澄
(
す
)
んだ
顔
(
かお
)
は、
磁器
(
じき
)
の
肌
(
はだ
)
のように
冷
(
つめ
)
たかった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
彼女を
長椅子
(
ながいす
)
に呼びよせてたちまち膝一ぱいに彼女の『箱』の
磁器
(
じき
)
だの
象牙
(
ざうげ
)
だの、蝋などの中味をひろげ、同時に彼女の覺えた
怪
(
あや
)
しげな英語で説明したり喜んだりするのだつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
白いそらが高原の上いっぱいに
張
(
は
)
って
高陵産
(
カオリンさん
)
の
磁器
(
じき
)
よりもっと
冷
(
つめ
)
たく白いのでした。
インドラの網
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
古き
磁器
(
じき
)
ひさぐ店をあさり
忘春詩集:02 忘春詩集
(新字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
▼ もっと見る
弟子
(
でし
)
の
藤吉
(
とうきち
)
から、おせんが
来
(
き
)
たとの
知
(
し
)
らせを
聞
(
き
)
いた
春信
(
はるのぶ
)
は、
起
(
お
)
き
出
(
で
)
たばかりで
顔
(
かお
)
も
洗
(
あら
)
っていなかったが、とりあえず
画室
(
がしつ
)
へ
通
(
とお
)
して、
磁器
(
じき
)
の
肌
(
はだ
)
のように
澄
(
す
)
んだおせんの
顔
(
かお
)
を、じっと
見詰
(
みつ
)
めた。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
有名な
有田
(
ありた
)
の
磁器
(
じき
)
はかくして起ったのであります。
李参平
(
りさんぺい
)
という人がその開祖として名が残ります。
古薩摩
(
こさつま
)
と呼ばれるものも、かくして始まりました。有名な唐津も新しく仕事を起しました。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
“磁器”の意味
《名詞》
磁器(じき)
半透明で白色のガラス質で硬い焼き物。
(出典:Wiktionary)
“磁器”の解説
磁器(じき、en: porcelain、ポーセリン)とは、高温で焼成されて吸水性がなく、叩いた時に金属音を発する陶磁器の一種。
(出典:Wikipedia)
磁
常用漢字
小6
部首:⽯
14画
器
常用漢字
小4
部首:⼝
15画
“磁”で始まる語句
磁石
磁力
磁場
磁気
磁瓶
磁界
磁力砲
磁石砲
磁鉄鉱
磁気嵐