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發言
読み方 | 割合 |
あり | 33.3% |
はつげん | 33.3% |
はつごん | 33.3% |
なれどもお
厭ならばお
厭にて、
寧、
斷然、
目通りも
厭やなれば
疾く
此處を
去ねかし、とでも
發言て、いよ/\
成るまじき
事と
知らば
其上に
覺悟もあり、
斯くまでの
思ひ
何としても
消ゆる
筈なけれど
「
勘次さん
等見てえなゝ、ありや
勘定にやへえんねえもんだんべか」と
呶鳴つたものがあつた。
此の
唐突な
發言で
暫く
靜止して
居た
彼等は
俄に
威勢が
出て
拍手した。
中川
淡路守重高等なり此時
井伊掃部頭發言により松平陸奧守
綱村卿進み
出て申されけるに天下の
御繼子の儀は東照神君
御血筋近き方より
繼せ玉はす事こそ
順當なるべし然れば紀州公は