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発見
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はつけん
ふりがな文庫
“
発見
(
はつけん
)” の例文
旧字:
發見
殊
(
こと
)
に人夫は皆藤原村及小日向村中
血気
(
けつき
)
旺盛
(
わうせい
)
の者にして、予等一行と
辛苦
(
しんく
)
を共にし、
古来
(
こらい
)
未曾有
(
みそういう
)
の
発見
(
はつけん
)
をなさんと欲するの
念慮
(
ねんりよ
)
ある者のみを
選
(
えら
)
びたるなり
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
けれども、其
因数
(
フアクター
)
は
何
(
ど
)
うしても
発見
(
はつけん
)
する事が
出来
(
でき
)
なかつた。すると、自分が三千代に対する情
合
(
あひ
)
も、此
論理
(
ろんり
)
によつて、たゞ
現在的
(
げんざいてき
)
のものに
過
(
す
)
ぎなくなつた。
彼
(
かれ
)
の
頭
(
あたま
)
は
正
(
まさ
)
にこれを承認した。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
さうして
少年
(
せうねん
)
のやぶれた
心
(
こヽろ
)
はつくのはれたけれど、
舞台
(
ぶたい
)
のうへで
姫君
(
ひめぎみ
)
のきられたといふことは
忘
(
わす
)
れられない
記臆
(
きおく
)
であつた。また
赤毛布
(
あかけつと
)
の
裡
(
うら
)
をば、
死
(
し
)
んだ
姫君
(
ひめぎみ
)
が
歩
(
ある
)
いたのも、
不可思儀
(
ふかしぎ
)
な
発見
(
はつけん
)
であつた。
桜さく島:見知らぬ世界
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
別
(
べつ
)
に
貴重
(
きちやう
)
の金石を
発見
(
はつけん
)
せず、唯黄鉄鉱の
厚層
(
こうさう
)
広
(
ひろ
)
く
連亘
(
れんたん
)
せし所あり、岩石は
花崗岩
(
みかげいし
)
尤も多く輝石安山岩之に
次
(
つ
)
げり、共に水蝕の
著
(
いちじ
)
るしき岩石なるを以て、
到
(
いた
)
る処に
奇景
(
きけい
)
を現出せり
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
それは
少年
(
せうねん
)
のためには「
死
(
し
)
の
最初
(
さいしよ
)
の
発見
(
はつけん
)
」であつた。
桜さく島:見知らぬ世界
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
▼ もっと見る
文珠岩の如きは
実
(
じつ
)
に奇中の
奇
(
き
)
たるものなり、要するに人跡未到の
地
(
ち
)
なるを以て、動植物及鉱物共に
大
(
おほい
)
に得る所あらんとするを
期
(
き
)
せしなれ共、右の如く別に
珍奇
(
ちんき
)
なる者を
発見
(
はつけん
)
せざりき
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
“発見”の解説
発見(はっけん)とは、まだ知られていなかった(あるいは自分が知らなかった)物や現象、あるいは説明のしかた(理論・法則)を見つけ出すこと。英語ではdiscoveryや、findingなどを用いる。物品を新たに作るのは発明である。
(出典:Wikipedia)
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“発見”で始まる語句
発見者
発見出