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率
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いざ
ふりがな文庫
“
率
(
いざ
)” の例文
つもりに致しませう
最早
(
もはや
)
押
(
おつ
)
つけ
子刻
(
こゝのつ
)
なり
率
(
いざ
)
御休み成れましと女子共に
四邊
(
あたり
)
を
片付
(
かたづけ
)
させければ後藤は何の
蛆蟲
(
うじむし
)
同前
(
どうぜん
)
の
奴輩
(
やつばら
)
某を知らざるやと
罵
(
のゝし
)
りながら
胴卷
(
どうまき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
率
(
いざ
)
という場合
懐
(
ふとこ
)
ろ育ちのお嬢さんや女学生上りの奥さんよりも
遥
(
はるか
)
に役に立つ事を
諄々
(
じゅんじゅん
)
と説き
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
その声を聞くと
均
(
ひと
)
しく、文三
起上
(
たちあが
)
りは起上ッたが、
据
(
す
)
えた胸も
率
(
いざ
)
となれば躍る。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
引連
(
ひきつれ
)
訴訟
(
そしよう
)
するぞ
急度
(
きつと
)
間違へなと申先是にて
概略
(
あらまし
)
極
(
きま
)
りしなり
率
(
いざ
)
皆々歸るべしと後藤は立上るに三人も
倶
(
とも
)
に出立しが
仲人
(
なかうど
)
佐兵衞へ別れを告げ
馬喰町
(
ばくろちやう
)
を
指
(
さし
)
て歸りける
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
欧洲列強間の利害は各々
相扞格
(
あいかんかく
)
していても、根が同文同種同宗教の兄弟国だから、
率
(
いざ
)
となれば平時の葛藤を忘れて共通の敵たる異人種異宗教の国に相結んで
衝
(
あた
)
るは当然あり得べき事だ
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
▼ もっと見る
使者の間へ通すべしと申渡せば
戸村
(
とむら
)
は中の口へ來り平石に向ひ
率
(
いざ
)
御案内
(
ごあんない
)
申すべしと先に
立
(
たち
)
使者の間の次へ來る時戸村は御使者には
御帶劔
(
ごたいけん
)
を御預り申さんといふ平石次右衞門
脇差
(
わきざし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
率
常用漢字
小5
部首:⽞
11画
“率”を含む語句
相率
軽率
率直
引率
率寝
真率
兜率天宮
率土
率爾
率先
確率
輕率
蓋然率
能率
率行
率寢
大胆率直
兜率天
統率
眞率
...