“率土”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そっと60.0%
そつと20.0%
そと20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お近婆さんは、地獄の率土そっとばばみたいに、骨と皮ばかりの青い顔を、ひっつらせながしゃべった。
あまり者 (新字新仮名) / 徳永直(著)
率土そつとの浜、およそわが社会の空気の触るるところ、勢力の感ずるところ、この精神充満し、あたかも今日の常備軍制をば全国人民に推し及ぼし、今日の常備兵営をば全国に拡充したればなり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
その時代より前には、津軽では葛かずらの根の餅を、ハナモチといっていたこともある(率土そとが浜風)。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)