“そつと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
卒土40.0%
20.0%
率土20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
○法性坊尊意そんい叡山えいざんに在し時 菅神の幽灵いうれい来り我冤謫むしつのながされ夙懟ふるきうらみむくはんとす、願くは師の道力をもつてこばむことなかれ。尊意曰、卒土そつとは皆王民なり、我もし みかどみことのりをうけ玉はらばさくるに所なし。
かれに取るゝ共時宜じぎよらば長庵めを恨みの一たうあびかけ我も其場でいさぎよく自殺をなしうらみをはらさんオヽさうじや/\と覺悟を極めかねて其の身がたしなみの脇差わきざしそつと取出して四邊あたり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
率土そつとの浜、およそわが社会の空気の触るるところ、勢力の感ずるところ、この精神充満し、あたかも今日の常備軍制をば全国人民に推し及ぼし、今日の常備兵営をば全国に拡充したればなり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
惣内九郎兵衞はかほを見合せ點頭うなづきながらそつと其紙入そのかみいれを取かくし法事も濟し後何喰なにくはぬ顏にて其場を立さり途中へ出て彼の紙入を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)