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烟
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たばこ
ふりがな文庫
“
烟
(
たばこ
)” の例文
毛氈
(
まうせん
)
を
老樹
(
らうじゆ
)
の
下
(
もと
)
にしき
烟
(
たばこ
)
くゆらせつゝ
眺望
(
みわたせ
)
ば、引舟は浪に
遡
(
さかのぼ
)
りてうごかざるが如く、
下
(
くだ
)
る舟は
流
(
ながれ
)
に
順
(
したが
)
ふて
飛
(
とぶ
)
に
似
(
に
)
たり。
行雁
(
かうがん
)
字をならべ
帰樵
(
きせう
)
画をひらく。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
彼れ居常他の
嗜好
(
しこう
)
なし、酒を飲まず、
烟
(
たばこ
)
を吹かず、その烟を吹かざるは、彼が断管吟の詩に徴して知るべし。
書画
(
しょが
)
、文房、
骨董
(
こっとう
)
、武器、一として彼の愛を経るものなし。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
毛氈
(
まうせん
)
を
老樹
(
らうじゆ
)
の
下
(
もと
)
にしき
烟
(
たばこ
)
くゆらせつゝ
眺望
(
みわたせ
)
ば、引舟は浪に
遡
(
さかのぼ
)
りてうごかざるが如く、
下
(
くだ
)
る舟は
流
(
ながれ
)
に
順
(
したが
)
ふて
飛
(
とぶ
)
に
似
(
に
)
たり。
行雁
(
かうがん
)
字をならべ
帰樵
(
きせう
)
画をひらく。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
さて是より熊の
話
(
はなし
)
也、今一盃たまはるべしとて
自
(
みづから
)
酌
(
つぎ
)
てしきりに
喫
(
のみ
)
、
腰
(
こし
)
より
烟艸帒
(
たばこいれ
)
をいだして
烟
(
たばこ
)
を
吹
(
のみ
)
などするゆゑ、其
次
(
つぎ
)
はいかにとたづねければ、
老父
(
らうふ
)
曰
(
いはく
)
、さて
傍
(
かたはら
)
を見れば
潜
(
くゞる
)
べきほどの
岩窟
(
いはあな
)
あり
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
烟
漢検1級
部首:⽕
10画
“烟”を含む語句
黒烟
烟草
烟管
烟筒
水烟
砂烟
烟出
烟草入
血烟
烟突
煤烟
巻烟草
烟草盆
烟草屋
炊烟
烟硝
土烟
香烟
青烟
雪烟
...