トップ
>
淡雪
>
あはゆき
ふりがな文庫
“
淡雪
(
あはゆき
)” の例文
もとの
蔦屋
(
つたや
)
(
旅館
(
りよくわん
)
)のお
米
(
よね
)
さんを
訪
(
たづ
)
ねようと
言
(
い
)
ふ……
見
(
み
)
る/\
積
(
つも
)
る
雪
(
ゆき
)
の
中
(
なか
)
に、
淡雪
(
あはゆき
)
の
消
(
き
)
えるやうな、あだなのぞみがあつたのです。
雪霊続記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
豊島与志雄君の『生あらば』、久米正雄君の『エロスの戯れ』、谷崎精二君の『
淡雪
(
あはゆき
)
』この三つをも読んで見た。
自他の融合
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
ゆめのやうにきえうせる
淡雪
(
あはゆき
)
りんご
藍色の蟇
(新字旧仮名)
/
大手拓次
(著)
波に消え行く
淡雪
(
あはゆき
)
の
若菜集
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
一
(
ひと
)
つ
半鉦
(
ばん
)
の
遠
(
とほ
)
あかり、
其
(
それ
)
も
夢
(
ゆめ
)
に
消
(
き
)
えて、
曉
(
あかつき
)
の
霜
(
しも
)
に
置
(
お
)
きかさぬる
灰色
(
はひいろ
)
の
雲
(
くも
)
、
新
(
あたら
)
しき
障子
(
しやうじ
)
を
壓
(
あつ
)
す。ひとり
南天
(
なんてん
)
の
實
(
み
)
に
色鳥
(
いろどり
)
の
音信
(
おとづれ
)
を、
窓
(
まど
)
晴
(
は
)
るゝよ、と
見
(
み
)
れば、ちら/\と
薄雪
(
うすゆき
)
、
淡雪
(
あはゆき
)
。
月令十二態
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“淡雪”の解説
あわゆき
淡雪(あわゆき)、淡雪羹(あわゆきかん)は、和菓子の一種。水を加えた寒天を火にかけて溶かし、砂糖を加えてしばらく煮詰めたものに、泡立てた卵白(メレンゲ)をあわせて固めたもの。
羊羹の一種で、舌触りが溶けやすい春の雪に似ることからこの呼び名がある。広島県三次市では泡雪(あわゆき)、泡雪羹(あわゆきかん)と表記される。また「阿わ雪」と表記する店もある。
(出典:Wikipedia)
淡
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
“淡”で始まる語句
淡
淡泊
淡紅色
淡紅
淡白
淡路
淡々
淡海
淡墨
淡水